自己ハンディキャップの法則とは ◆恋愛心理学◆

ゼンゼン勉強してないよ~

自己ハンディキャップとは、自分自身にハンディキャップを負わせることで、失敗した時の予防線を張ろうとする行為です。セルフハンディキャップともいわれています。

たとえばテスト前に 「いや~、ゼンゼン勉強してないよ~」 というのは典型的な自己ハンディキャップです。仲間内でボーリング場に行ったりなんかしても 「いや~、ひっさびさだな~」 なんて言ってる人が必ずいますが、これも間接的な自己ハンディキャップです。

人が自己ハンディキャップを使う時には、2種類あるといわれています。1つは、かなりの自信がある時で 「ひさびさだな~」 などと言っておきながら凄い結果を出して、自分を大きく見せようとするもの。2つ目は、本当に自信がない時で、要するに恥をかかないようにするためです。

この自己ハンディキャップのすごいところは、成功した時は自分をより大きく見せられ、失敗したときは他に理由があるように見せかけられるところです。

男性は無意識のうちに使いすぎている

様々な男女の出会いの場でも、この自己ハンディキャップは無意識のうちに使われています。特に男性は無意識のうちに使いすぎていることが多いです。たとえば、彼女がいない理由として男性はよく 「職場が男だらけで」 などと言ったりしますがこれも、モテない理由を自分のせいではなく、環境のせいにしているので、自己ハンディキャップということになります。

他にも 「最近まで女性に興味がなくて~」 とか 「昔はモテたんだけどね~」 などがありますが、これらの言葉というのは女性はすでに聞き飽きているので、自己ハンディキャップとしての機能を果たしていません。

心理テクニックというのは、みんなが知ってしまうと心理テクニックとしての機能を果たさなくなりますから、僕は、逆自己ハンディキャップというのをオススメしています。

たとえば 「彼女作らないんですか?」 という質問に対して 「職場が男だらけで・・・」 と言えばもはや普通ですが 「いや~、全然モテないんですよ」 と言えば、なんだかとても余裕のある男に見えませんか? 自ら欠点をバラしてしまうというのは、本当に実力のある男性にしかできないということを女性はよく知っています。

他にも 「元彼女とは性格が合わなくて別れた」 というよりも 「フラれちゃってさ~」 と言った方が、男としての余裕の感じさせられます。

各ソーシャルブックマークに登録 

 
inserted by FC2 system